AI開発企業「アンソロピック」の研究者ジェイコブ・コクソン氏は、「AIは人類を滅ぼしかねない。」として、今月8日に退社を表明した。その4日後、CEOのダリオ・アモデイ氏が自身のブログで「AIモデルの能力を向上させるペースを落とさなければならない。」、「それによって生まれる時間を我々は賢く使わなくてはならない。」と語り、AIは非常に強力な技術であるがゆえに深刻なリスクをはらむと指摘した。深刻なリスクには、AIシステムの制御喪失、サイバー攻撃、バイオテロへの悪用などが挙げられ、商業的な開発競争でリスクが深刻化する可能性も指摘している。オープンAI のサム・アルトマンCEOはXで、ダリオ・アモデイ氏の投稿を引用し、「ここ数週間オープンAIで議論してきた主要なテーマの一つだ」「私たちも同様の取り組みを行う」と投稿。さらに、イーロン・マスク氏も賛同の姿勢を示し、ライバル企業トップの意見が揃うのは異例だと驚きが広がっている。この事態を受けて、AI開発企業は減速すべきかと問われたトランプ大統領は、「アメリカはAIで中国をリードする最も洗練された国家でこのままいたい。AIで勝つ者がすべてを制するのだ。」と話した。
