水道事業については人手不足も課題となっている。水道事業に関わる職員の数が30年前と比べるとおよそ3割減っているという状況。こうした現状を補う新たな技術が今、注目されている。水道管の老朽化トラブルを宇宙から見抜くサービスが進んでいる。その名も宇宙水道局。開発したのはJAXAから認定を受けたベンチャー企業。網目のような青い線は水道管の位置、このシステムでは水道管の老朽化に影響がある地表面の温度、地盤の変動などの情報を人工衛星で収集、AIがデータを解析し水道管の劣化リスクを可視化する。このシステムではリスクを五段階で評価し赤が漏水の可能性が最も高い所になる。そのため、いち早く漏水を発見し修理費の削減や被害の防止に成功した事例もあり、すでに全国20以上の自治体で導入されている。天地人・宇宙水道局・自治体応援部・岡田和樹さん、天地人宇宙水道局COO・樋口宣人さんのコメント。