先月大分県別府市、車いすの男性に手渡された封筒。書かれていたのは謎のミッション。質問をしているのはソニーの新入社員で指定されたミッションを障害者と一緒に行う新人研修。障害者にとっての高さなど普段気づかない行動の壁に気づくことが研修の目的。「気づき」をソニーは製品開発に取り入れている。カメラが水平になると音で知らせてくれるスマホ。視覚障害者向けの機能だが誰でも写真を撮るときに水平が分かりやすくなる。誰もが使いやすい形や機能を持たせることを「インクルーシブデザイン」と言う。研修が行われたのはソニーグループ子会社のソニー・太陽(大分県日出町)。作っているのはプロ向けのマイクなど。社員の6割が障害者。ソニーではことしから全ての製品やサービスに開発段階からインクルーシブデザインを取り入れる方針。
様々な分野に広がっているインクルーシブデザイン。裏表どちらからでも縫い目や手触りが変わらず、洗濯表示はタグの下に隠せる仕組みのTシャツ。着替えが困難な障害者や介護の現場、誰もが使いやすいものだった。HONESTIES・西出喜代彦CEOは、僕らが着間違えをしない服を作ってそれをお届けすることで衣服のバリアフリーをするんだと話した。
様々な分野に広がっているインクルーシブデザイン。裏表どちらからでも縫い目や手触りが変わらず、洗濯表示はタグの下に隠せる仕組みのTシャツ。着替えが困難な障害者や介護の現場、誰もが使いやすいものだった。HONESTIES・西出喜代彦CEOは、僕らが着間違えをしない服を作ってそれをお届けすることで衣服のバリアフリーをするんだと話した。