東京証券取引所から中継。きょうの東京株式市場はきのうの値下がり分を取り戻すかのように株が買われ全面高の展開となった。先ほどきょうの取り引きが終了し、日経平均株価の終値はきのうに比べ1,876円高い3万3,012円となった。先週トランプ大統領が相互関税を発表して以降、経済への悪影響の懸念から世界的な株安が広がった。東京株式市場でもきのうは日経平均株価の下げ幅が一時3,000円に迫るなど過去3番目の下げ幅となった。市場関係者からは「きのうが底でこれから上昇基調というわけにはいかない。中国や他の国が報復の応酬にでたら世界経済を冷やす」と警戒している。ようやく日米交渉の担当閣僚が決まり交渉の余地が出てきたが、市場は警戒モードが続く。