南海トラフ巨大地震を想定し、岩国市で行われた防災教室。地元の住民に地震への備えを身近に感じてもらおうという狙い。講師を務めたのは山口消防防災探究会の森重隆代表。繰り返し呼びかけたのは災害は確実に起きるということ。普段は消防署員として働いている。災害の現場を知る自分達が動くことで多くの命を救いたいと考えるようになった。きっかけとなったのは自らも救助活動を行った西日本豪雨。避難の呼びかけが必ずしも実際の行動につながらなかったとことを知り、防災の知識を正しく持つことが大切だと感じようになった。2年前に立ち上げたのは山口消防防災探究会。多くの人に災害の知識を身につけてもらいたいと年に20回ほど、講習を開いている。今回は南海トラフ巨大地震最大震度6強を想定し、家の中のどこにいても身が守れるそうキッチンやリビングなど複数の場所を想定。効果体な行動が取れるか実際に動いてもらう。最初のポイントは逃げた場所、玄関は比較的安全。机の下に逃げた人は机の脚を持つこと。寝室ではベットの隣でダンゴムシポーズ。リビングではテレビや窓から離れる。キッチンは火を消しにいかない。災害が起きたとの避難生活で真っ先に整えることの環境はトイレ、キッチン、ベッドを48時間以内に「TKB48」だと話した。