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「中央塔」 のテレビ露出情報

次の目的はカンボジア。今から約1千年前、インドシナ半島で映画を極めたアンコール王朝。当時の王たちは広大な密林を切り開き、大小700を超える建造物を作った。そのうち100以上がカンボジア北西部シェムリアップの森に残っている。中でも案内したいのは世界遺産のアンコール・ワット。堀にかかった橋を渡った先にあるのが正門の西塔門。12世紀初頭、約30年かけて作られた。中央の塔を何十もの回廊が囲む構造は、ヒンズー教で神の世界を表していると言われている。回廊の壁にある彫刻には赤みがかった部分や金箔のようなものも残っている。かつては寺院全体が極彩色に輝いていたと言われている。回廊を抜けると中央塔が見えてくる。ヒンズー教の神たちが降臨する山を表していて、登ることを許されたのは王と限られた者たちだけだった。神に少しでも近づきたいという王たちの思いが込められているという。

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