フジメディアHDはきょう、株主総会を開く。フジ側と大株主、それぞれが提案する取締役候補がどのように選任されるのかが焦点となっている。フジテレビの親会社であるフジメディアHDは、中居正広と元社員の女性とのトラブルをめぐり、これまでに人権やコンプライアンスの強化策を発表し「取り組みを進めている」としている。経営陣の刷新が求められる中、会社側が11人、大株主の外資系ファンド「ダルトン・インベストメンツ」が12人の取締役候補を提案。取材に応じたダルトン・インベストメンツの西田真澄は、既に自分たちの提案などによってフジ側の改革はある程度進んでいるとして、「一人でも取締役候補が通れば勝ちだ」と話した。