渡辺さんはコロナ禍で仕事がなくなりリフォームと終活を始めた。新人賞を貰った頃から荷物を捨てられず、整理に時間がかかった。現在、愛犬が2匹いる。コロナ禍でトリマーがおやすみになったことで、ロングコートチワワの毛が長くなってしまい、バリカンを購入し自身でトリミングするようになった。トリミング中の写真を公開した。中島みゆきさんと共演した音楽舞台劇で「二隻の舟」を歌うことになり、体力不足を感じて1日8000~1万歩あるくことにしている。あるく時間は取られてしまうが、健康診断の数値が全部安全圏に入り先生に誉められたうえ、歌うことも楽になった。両親は母が亡くなって9か月後に父がなくなり、17年が経過した。夫婦仲がよくいつも渡辺さんを応援してくれた。30代で渡辺さんが仕事に悩んでいた時、父からは「突っ張るだけ突っ張れ。突っ張りたくとも突っ張れなくなるときがくる」とエールをもらい、その言葉を大事にしている。母からは「信じているから」「アクシデントを踏み台にする人ですから」「最後まで幸せでいて欲しい人」と3つの言葉を残してもらった。