アメリカのFRBは7会合連続で、政策金利の水準を維持すると発表。今後の見通しについて、年内に1回の利下げを行うといい、円安の要因でもあるアメリカの高い金利が長く続くことを意味する。アメリカでは消費者物価指数が+3.3％で、FRBの目標値よりも高く、利下げに踏み切るわけにはいかない事情がある。一方、製造業の景況感を示す指数は悪化がみられ、新築住宅販売も低水準。個人消費も陰りが生じているという。物価を抑えようと高金利が続くうちに企業の資金調達が難しくなり、景気停滞を懸念する声もあがっている。他国に目を向けると、ヨーロッパ中央銀行は5年ぶりに政策金利を引き下げると発表。だが、インフレが再加速している兆しがある。アメリカでは大統領選挙を控えていて、FRBが大胆な動きを見せづらいと考えられる。利下げは選挙後という見方が強まっている。日本としてはアメリカが政策金利を引き下げれば、円安が和らぐと期待されていたが、まだ時間を要する。政府・日銀にはより主体的な政策運営が求められる。
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「中立金利」 のテレビ露出情報
他にもこんな番組で紹介されています…
- 2024年6月13日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
- 時論公論（時論公論）
- アメリカのFRBは7会合連続で、政策金利の水準を維持すると発表。今後の見通しについて、年内に1回の利下げを行うといい、円安の要因でもあるアメリカの高い金利が長く続くことを意味する。アメリカでは消費者物価指数が+3.3％で、FRBの目標値よりも高く、利下げに踏み切るわけにはいかない事情がある。一方、製造業の景況感を示す指数は悪化がみられ、新築住宅販売も低水準。[…続きを読む]
- 2024年2月12日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京
- ワールドビジネスサテライト（ニュース）
- 米国の株高に引っ張られるように日本でも株高。米国では今後も高成長が見込まれているほか、インフレ率も落ち着きを見せている状況。FRBが目指す目標には達していない中での株高とあって中立金利政策に注目が集まっている。
- 2023年8月24日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
- モーサテ（経済情報）
- ニューヨークのスタジオから。ジャクソンホールの注目点。足元の状態について矢作さんは「貸出態度の厳格化が企業活動を抑制か」などと話した。ジャクソンホール会議について矢作さんは「今年のテーマはグローバル経済の構造転換」「人材不足の企業は高止まり」「中立金利が上昇するのでは」「ハト派的なシグナル：金融引き締めの副作用、銀行不安による示唆」などと話した。
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