中国の国家統計局によると、今月の製造業の景況感を示す指数は49.2で、先月と比べて0.2ポイント改善したが、景気の良し悪しを判断する節目となる50を8か月連続で下回った。先月の米中首脳会談の結果を受け、アメリカは中国に対する追加関税の一部を引き下げたが、中国国内では需要が停滞し、新規受注の低迷が続いている。企業の規模別で見ると、大企業が49.3、中規模な企業が48.9、小規模な企業が49.1といずれも節目の50を下回った。一方でサービス業など非製造業の指数は消費者の節約志向などを背景に先月から0.6ポイント悪化し、コロナ禍だった2022年12月以来50を下回った。中国政府は内需拡大を最優先課題に掲げており、効果的な対策を打ち出すことができるかが焦点。
