中国国家統計局が今日発表した先月の生産者物価指数は、去年同月比で4.1%上昇した。上昇率は2022年7月以来3年11か月ぶりの高水準。イラン情勢を受けてエネルギーや石油化学製品の価格が去年と比べ高騰したことが主な要因。一方、合わせて発表された先月の消費者物価指数は1.0%上昇した。9か月連続でプラスを維持したが、伸び率は前の月から0.2ポイント縮小した。品目ではガソリン価格が17%と大幅に上昇した一方、自動車や家賃などは値下がりしており個人消費の弱さが表れている。生産者物価の大幅な上昇は企業経営には痛手となる可能性があるが、モノやサービスへの価格転嫁が進むと低迷する個人消費をさらに冷え込ませるおそれもあり、どこまで転嫁が進むかが焦点となる。
