中国軍とロシア軍は、ロシア極東の日本海海域で合同軍事演習を行っている。中国の国防省によりますと、中国とロシアの艦隊はウラジオストク周辺の日本海海域で3日から5日までの3日間の日程で合同軍事演習を行っている。演習で両軍は、対潜水艦やミサイル防衛などの訓練を実施し終了後には太平洋の関連海域でパトロールを行う。中国はロシアが2022年2月にウクライナ侵攻を始めたあとも、軍事や経済面でロシアとの関係を深めてる。中国国防省は合同演習の目的の一つに「西太平洋の脅威への対応」を挙げていて、アメリカを念頭に中露の連携を示す狙いがあるとみられる。