大阪・関西万博の「フューチャーライフヴィレッジ」では、福岡の団体が出展参加していた。ブースを出しているのは久留米絣協同組合青年部。久留米絣は福岡県の筑後地域で作られる綿織物で、糸を染め分け柄をつけることが特徴。福岡から持ち込んだ手織機での機織り体験が目玉。このパビリオンは大手企業でなくとも万博に参加できるように設けられた。「未来をよくするため」の活動をしていることが条件で、博覧会協会の審査が通れば個人・団体・企業を問わず参加が可能。スペースの使用料は1区画1日22万円から。他にも久留米絣を紹介する映像制作や、織り機の運送料など約300万円を青年部や組合などで工面し、3日間出展した。