一二三は永瀬貴規ら4人で石段を昇る様子を見せていて、約200段を6往復するのだという。それでも一二三は負ける怖さはあると話す様子を見せていた。相手は2019年世界選手権で戦った丸山城志郎で、技が決まった時点で勝敗の決まる延長・ゴールデンスコア方式となる中敗れることとなった。丸山には3度連敗を喫する形となったが、兄という立場に責任感を感じるようになった。妹の詩は「もう一回私を引っ張ってもらえる存在に」と話していたが、当時について一二三は「負けを公開しても強くはならない」と思い、前を向こうと思うようになったという。練習でも試合を意識するようになったのだといい、石段を上る際にもゴールデンスコアだと思いながら練習を行う様子を見せていた。この日は決めた本数以上の練習をこなす様子も見せていて、ハードなトレーニングで自身をさらに追い込んでいく。一二三はオリンピックは僕自身の人生と、努力しないと勝てないと話し、連覇への自身は120%と強気な姿勢も見せている。