外国人の素朴なギモンを徹底調査する「外国人のWHY?」。外国人観光客がすき焼きに感じる素朴なギモンを現存する浅草最古とされるすき焼き店・ちんや(東京都台東区)でウォッチング。「なぜ生卵につけるの?」。ちんや6代目・住吉史彦さんは「味がマイルドになる。温度を下げる」と答えた。農林水産省によると、すき焼きの由来とされているのは農具の「鋤」。関西では農作業の合間に鉄板代わりにして鳥や猪の肉を食べていたという。その後、庶民の料理として江戸時代に誕生したのが「うおすき」。瀬戸内海のとれたて新鮮な魚介類を浅めの鍋で調理。、もともとお酒の肴として食べられていたため、味付けは少し濃く、辛めの味だった。家族向けに味をマイルドにするため次第に生卵をつけるようになったと大阪・堺市にあるうおすき発祥の店、丸萬本家・後藤英之社長は言う。明治以降、牛肉が一大ブームに。そこで誕生したのがすき焼きだった。
住所: 大阪府大阪市中央区瓦町1-5-15
URL: http://www.maruman-honke.com/
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