奈良・吉野川はかつて材木を下流に運ぶのにも使われた、地域の暮らしにも欠かせない川。まずは上流の宮滝にある醤油の醸造元を訪れた。明治から続く製造元で、吉野杉の樽で醤油を作っている。100年以上使っている藏の梁や桶に住み着いた酵母菌が醤油の味を良くしている。その菌と同じくらい吉野川の水が重要だという。また吉野川の川魚を使った魚醤も川の恩恵で、川魚で作る魚醤は珍しいとのこと。さらに上流の集落・国栖を訪れると、代々和紙を作ってきた職人がいた。伝統的な手法で作られる和紙は国宝の修理に使われるなど、国内外で高く評価されている。この地域で和紙づくりが始まったのは1350年前。天武天皇がその技術を伝えたとされている。紙をすくのに欠かせないのが吉野川に注ぐ山水とのこと。初心者でも手軽にできる紙すき体験もやっている。続いて、さらに吉野川を遡り川上村へ。ここでは吉野川の一部をせき止めたダム湖でサーフボードの上に立ちパドルでこぐ水上スポーツSUPを体験できる。ダムのそばにはもともと丹生川上神社があり、28年前に近くの山の中腹に移された。現在ではそれを偲んで龍のモニュメントが設置されている。
住所: 奈良県吉野郡東吉野村大字小968
URL: https://niukawakami-jinja.jp/
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