小林さんのお宅を訪問。築10年の家だがリビングも玄関もすっきりしている。見えないようにしているだけとのことでまずは1階の階段下収納をチェック。エコバッグや食料品など雑多に詰め込まれていてこの中は10年間掃除をしたことがないそうだ。2階にある約2畳のクローゼットは洋服でパンパン、洋裁歴約60年の小林さんの手作りの洋服がたくさん詰まっていた。整理収納アドバイザーの中山真由美さんがお悩みを解決。中山さんが気になったのはリビングにある洋裁の作業台で改善ポイントは作業台横の棚。片付けの「さ・し・す・せ・そ」。1つ目は「さっと取り出せる」。まず階段下収納庫から。一旦全て取り出し種類や数を確認。収納用ケースを使って種類ごとに分別、仕分けの結果6割近くが不用品だった。空間を無駄にしないよう収納ケースや棚を階段状にレイアウト、奥行きの浅い収納ボックスを使用し人が入れるスペースを確保、収納量は7割程度にすることでさっと取り出せるように。2つ目は「しまう場所を決める」。次に片付けるのは洋裁の作業台。まずは一旦全て出して種類と数を確認、物の定位置を決め物が戻る仕組みを作る。約1時間で作業台がすっきり片付いた。3つ目は「すてなくても片付く」。2階のクローゼットの問題点は洋服の量。ハンガーにかかっている服だけで200着以上もあった。また湿気や虫食いの原因となるので段ボール保管はNG。まずは中の全て出し仕分けを。ポイントは着る回数、よく着る・たまに着る・着ないけど捨てたくないで選別、クローゼットの中を3つのブロックにわけてそれぞれの位置におさめていく。無理にすてなくても仕分けをすることですっきりとクローゼットにおさまった。4つ目は「セレクトして飾る」。ハンガーラックを洋裁スペースに持ち込み気に入ってる洋服をかけて飾る。