九州産交バスと産交バスは運転手の確保につなげようと通勤などで使う車を会社が用意して運転手に2年間、無料で貸与する取り組みを始める。先月以降に入社した正社員の運転手を対象に、教育期間を終えて営業所の配属された後などに、通勤などで使う車を会社がリースして用意し2年間、貸与する。用意する車は6台で、貸与期間中は車検代や自動車税、任意保険料などを会社が負担するため貸与される運転手側の負担はガソリン代だけだという。バスの運転手不足が課題となっていて、通勤だけでなく買い物などプライベートでも毎日、使う車を会社が用意することで獲得を目指したい考え。九州産交バスと産交バスは「新しい施策を実施することで若手の獲得に努め、地域の発展と安全で快適なサービスを提供したい」と話している。