原子力規制委員会は、九州電力・川内原発1・2号機について、20年の運転延長を認可した。川内原発は、1号機が2024年、2号機が2025年に運転40年を迎えるため、九州電力が運転延長を申請していた。これまで、建物のコンクリートの劣化などがチェックされ、おおむね妥当と判断された。20年の運転延長が認可されるのは、関西電力の高浜1・2号機に続いて、5・6例目となる。60年を超える原発の運転延長を可能とする法律が再来年に施行されるため、川内1・2号機は、施行前に改めて審査を受け直す必要がある。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.