なぜ日本の配信ドラマが世界でヒットしているのか。海外に配信されることについて、柳楽優弥は「ものすごいアクションより、実は人間ドラマの方が日本って強いのかな」と語った。世界的ヒットについて土井裕泰監督は「そもそもマンガ原作で、マンガの持ってるテーマそのものが法とモラル。世界的にシンパシーを感じられる題材であった」と語った。複雑な日本の司法制度や日本社会の暗部など一見狭い世界のテーマに感じるが、那須田淳プロデューサーは「怖いもの見たさのエンタメ性も世界中に共通している。海外の方達も見ようと思うスタートラインに立ちやすい原作であることは間違いない」と語った。「九条の大罪」は登場人物の心の機微を描くシーンが多く、これが日本ドラマの武器だという。エマニュエル監督は「アメリカに比べると登場人物が社会の中でどう適応していくか、どう居場所を見つけるかを描くことが多い。精神的、哲学的な要素が日本のドラマの大きな特徴。それが国際的な魅力につながっている」と語った。
