トランプ大統領は11日、石炭の可能性を祝っていた。石炭は化石燃料の中で最も環境への負荷が大きいと言われる。ホワイトハウスは温室効果ガスの規制を緩和すれば自動車のコストが大幅に下がるとしている。反対派は端的にはプラスでも気候変動の長期的な影響の方が遥かに大きいとして今回の決定を裁判で争うとしている。アメリカの二酸化炭素排出量は世界の12%を占め世界第2位。連邦政府の規制により2007年以降は減少に転じている。一方で中国は世界の工場になるにつれ排出量が急増。今ではアメリカの3倍近くで世界全体の3分の1。しかし、この2年の伸びは横ばい。12日発表された新しいデータによると、0.3%の減少となり、年単位での減少は初めて。わずかではあるが、大きな転換点になり得るという声もある。世界最大の製造大国が増え続けるエネルギー需要をクリーンエネルギーで賄えるということ。化石燃料中心の経済から脱却するために必要な規模でクリーンエネルギーが機能することを示している。中国は今やアメリカを遥かに上回る二酸化炭素を排出しているため、その動向は気候変動にとって重要。さらに排出減少を支えている太陽光発電・蓄電池・電気自動車などのクリーンテクノロジーは主要な輸出品でもあり、他の国の排出削減を後押しすると期待されている。
