中国を訪れている超党派の国会議員で作る日中友好議員連盟のメンバーはきょう午前、中国共産党の最高指導部のメンバーと会談し、日中両国の間の交流を強化し意見の隔たりを解決するため対話を継続していくことを確認した。自民党の二階元幹事長が会長を務める日中友好議員連盟のメンバーはきょう午前、中国共産党の序列3位で全人代の趙楽際委員長と会談した。そのうえで“諸懸案について目に見える進展を示し、具体的な成果を上げていくことが重要だ”と述べ、新型コロナウイルスの影響で停止された日本人に対する短期滞在のビザを免除する措置の再開を求めた。日中友好議員連盟のメンバーは今夜、王毅外相との会談や夕食会に臨む予定。中国軍機がおととい日本の領空を侵犯したことが初めて確認されたことについて、どのような意見が交わされるかも焦点。