後日、詳しい話を聞くためご自宅へ伺うと壁には世界的津軽三味線奏者・吉田兄弟の写真があった。さらにトイレの中にも吉田兄弟の写真があった。日本にどうしても行きたい理由は津軽三味線を学びたいとのことで、週2回通っているのが日系人の方が運営している和楽器スタジオであった。アルゼンチンには津軽三味線の先生がおらずいつかは日本で学ぶのが夢だというロサリオさんだが、一般的な月収が約10万円というブエノスアイレスで月収と同じ約10万円の太棹三味線を購入していた。そんなロサリオさんをニッポンにご招待となった。早速ロサリオさんにご招待を伝えるためご自宅へ行き、今年2月ロサリオさんは初来日となった。一路北へ向かい津軽半島の玄関口である五所川原市である。ここ五所川原でおよそ160年前、地吹雪の音に負けないよう編み出された力強い奏法が津軽三味線の発祥なのだという。
