- 出演者
- 眞鍋かをり 織田信成 高橋茂雄 宮澤エマ
今回ニッポンにご招待したのはアルゼンチンからやって来たロサリオさん。彼女と出会ったのは今年1月、南米アルゼンチンで行われたラ・プラタ盆踊り。応援団が設置した特設ブースに集まってくれた総勢約80名の中にロサリオさんがいた。愛してやまない日本のものとは「三味線」であった。三味線は江戸時代。伝統芸能の伴奏に不可欠な楽器であった。
後日、詳しい話を聞くためご自宅へ伺うと壁には世界的津軽三味線奏者・吉田兄弟の写真があった。さらにトイレの中にも吉田兄弟の写真があった。日本にどうしても行きたい理由は津軽三味線を学びたいとのことで、週2回通っているのが日系人の方が運営している和楽器スタジオであった。アルゼンチンには津軽三味線の先生がおらずいつかは日本で学ぶのが夢だというロサリオさんだが、一般的な月収が約10万円というブエノスアイレスで月収と同じ約10万円の太棹三味線を購入していた。そんなロサリオさんをニッポンにご招待となった。早速ロサリオさんにご招待を伝えるためご自宅へ行き、今年2月ロサリオさんは初来日となった。一路北へ向かい津軽半島の玄関口である五所川原市である。ここ五所川原でおよそ160年前、地吹雪の音に負けないよう編み出された力強い奏法が津軽三味線の発祥なのだという。
念願の本場青森で訪ねたのは学校であり、出迎えてくれたのは五所川原第一高等学校・津軽三味線部であった。去年の津軽三味線世界大会で団体の部優勝し、青森県高等学校総合文化祭共同芸能部門でも5年連続最優秀賞となっていた。ロサリオさんの熱意を伝えたところ、快く受け入れてもらうことになった。早速世界一の演奏を見せてもらうこととなった。
21年間指導している鳴海昭仁先生がやって来て「部員も経験者は数人で9割は初心者」だと話した。まずはロサリオさんの実力チェックとなり部員の皆さんに感想を聞いてみると「津軽三味線は力強く叩く楽器で優しく叩くよりも力強く叩く方がカッコイイ」とのこと。課題は「撥の叩きが弱い」となり撥付けで撥を前後させて音色に強弱・リズムをつけることとなった。
身につけるのに半年かかるのが目安といわれているが、今回は5日間で「六段(一段)」習得を目指すこととなった。早速部員の皆さんに混ぜてもらい、練習を開始となった。2時間練習し、顧問の白取浩平先生から「ぜひ部員と一緒に演奏会で弾きませんか?」と言われ5地に後に津軽三味線の演奏会を開いてくれることとなった。
練習2日目となり、この日ロサリオさんは普段から三味線部が自主練習で使っているという五所川原市中央公民館へ。休憩も忘れてひたすら没頭していた。そこへ授業を終えた部長の木村優奈さんと部員の島谷志門さんから自主練の成果を見てもらうこととなった。この日部活での練習後、部員の皆さんと学校を出てアニメの話をしていき、着いたのは地元の焼肉レストランであった。大会前の決起集会などでお世話になっているお店でロサリオさんの歓迎会となった。ロサリオさんが指輪をしていたため部長が聞くと婚約者がおり、婚約者のロイさんの写真を見せてもらった。そして津軽三味線の話題となりロサリオさんが好きな三味線奏者を部員に聞くと「吉田兄弟」と答えていた。ロサリオさんはその後もカラオケボックスで一人練習し、移動中もイメージトレーニング。そして向かったのは津軽三味線の販売・修理を行う多田工房であった。弦の張替えが自分できるようになりたいということで熱意を伝えたところ、快く受け入れてくれる職人さんが現れた。多田あつしさんは津軽三味線の全国大会で優勝経験もある三味線奏者で音色にこだわるあまり、自ら製作や修理を手掛けるまでになっていた。第一高校の三味線も多田さんが修理していた。ロサリオさんが持っていたのは一本棹だったが見せてくれたのは三つ折り棹と呼ばれる三味線で反り・曲がりが出にくく修理して長く使えるとのこと。ロサリオさんが普段使っている弦を見せると「この太さは使わない」となり、津軽三味線は太くて頑丈なサイズの弦を使用するという。弦を実際につけていき、多田さんからは三味線をプレゼントしてもらえることとなった。
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再び部活に合流したロサリオさんは強い撥捌きに慣れてきたところで、撥の位置を変えて音の強弱をつける練習となった。演奏会まであと2日となり、ロサリオさんはこの日も1人で練習をしていた。部員の演奏動画を見ながら練習し、授業を終えた部員の皆さんがにロザリオさんの応援に来ていた。青果店を営む一戸莉愛さんのお父さんが陣中見舞を贈ってくれていた。副部長の奈良天雅さんからは手作りのチョコスコーンが贈られた。みんなで一緒に特訓を再開となり、本番まであと2日となった。演奏会前日となり訪ねたのは廃校を活用した施設「TSURUTA LABO」で、そこには以前聖地と呼ばれる津軽三味線会館を訪ねた際に全国大会歴代優勝者の写真が並ぶ中にいた葛西さんがいた。
津軽三味線世界大会3連覇の葛西頼之さんは主要な三味線大会の全階級・全部門を制覇しているレジェンド奏者である。娘さんを全国大会で優勝に導いた指導者の顔もあった。わずか5日間で六段習得を目指すロサリオさんの状況を伝えたところ、力を貸してもらえることになった。葛西さんに習いたいのは安定した「撥付け」のテクニックであった。習得が必須のテクニックがあり、左手で弦を弾いて音を出すハジキであった。反復練習をしていき1時間後にはバッチリとなっていた。
その後もロサリオさんは時間の限り猛特訓していった。そして迎えた演奏会当日、会場は聖地・津軽三味線会館となっていた。開演のおよそ6時間前に会場入りし、最後の追い込みをしていた。津軽三味線部の皆さんも到着し、演奏用の衣装に着替えていった。客席には保護者の皆さんやお世話になった先生方がいた。
ここでロサリオさんにウェルカムサプライズとなり、憧れの吉田兄弟と初対面となった。2人の目の前でまずは三味線部の皆さんと合奏曲を演奏となり、津軽三味線部のオリジナル曲に続いて「津軽甚句」を演奏していった。そして今回の日本滞在の集大成の演奏となった。
津軽三味線部を愛するロサリオさんが猛特訓の末に迎えた演奏会。そしていよいよ今回日本滞在の集大成である「六段(一段)」を一人で演奏することとなった。
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- 六段
津軽三味線部を愛するロサリオさんが猛特訓の末に迎えた演奏会。そしていよいよ今回日本滞在の集大成である「六段(一段)」を一人で演奏することとなった。吉田兄弟は評価として「ちゃんと一曲弾き切ったということに素晴らしいという気持ちです」「これを2~3日で覚えたというのは本当にすごいと思う」などと話した。そしてプレゼントとして吉田兄弟の演奏を聴いていただくこととなった。
宮澤エマが「産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ」の番組宣伝をした。
ロサリオのためにサプライズで青森へ駆けつけてくれた吉田兄弟。津軽三味線を始めるきっかけとなった憧れの2人が目の前でプレゼント演奏となった。演奏が終わりロサリオさんは「素晴らしい!音とテクニックに圧倒されてこんな感動はありません」と話した。
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- 津軽じょんがら節
別れの時となりロサリオさんは津軽三味線部の部員へ「みんなは高い技能と優しさを兼ね備えた最高の先生でした」と話し、アルゼンチンのお菓子の詰め合わせを渡した。部員たちからは津軽三味線部のチーム茶津と寄せ書きを渡していた。
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- 五所川原第一高等学校
「世界!ニッポン行きたい人応援団」の次回予告をした。
「ワールドビジネスサテライト」の番組宣伝。「中東混乱で中古車送れず」など。
