- 出演者
- 眞鍋かをり 織田信成 高橋茂雄 草川拓弥
今夜は緊急特別企画。3年前にご招待した宮大工を愛するジョンソンさんから日本建築のプロジェクトに取り組んでいるが遅れが生じていているという連絡を受けて、宮大工が急遽カナダへ向かった。
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宮大工に憧れるジェイソンさんがいるカナダ・バンクーバー島へ訪れた。訪ねたのはジェイソンさんで4LDKの一軒家に一人暮らしをしているという。庭には自身で作った日本の寺院をイメージした屋根で全て木組みで手作業で行ったという。ジェイソンさんシンプルなのに強くて美しいのが神社仏閣と話す。世界最古の木造建築の「法隆寺」の伝統技術はユネスコ無形文化遺産に登録されている。カナダではクオリティを気にせず早く作ることが優先されるがそれに納得できない中、3年前に宮大工の動画を見てクオリティに重きをおく仕事に感動し独学で勉強し2年前にお寺の屋根づくりをしたという。
ジェイソンさんをニッポンへご招待が決定し伝えた。その後母に報告したりした。ジェイソンさんは日本語を勉強して少しだけ喋れるようになったと話した。ジェイソンさんが向かったのは千葉・鋸南町にある「鋸山日本寺」。ジェイソンさんは仏塔がどのように建築されているのか是非見たいということで、鵤工舎の石田さんが現在建設中の三重塔を見学させてくれた。現在2階部分を建築しており、ビル8階分の高さがある心柱を紹介。この心柱が周囲の構造と接していない理由について建物と心柱は別々で動くことで制振になり、この構造が地震や台風から仏塔を守ってきた。その技術は現在も東京スカイツリーにも利用されている。
続いてやってきたのは新潟・長岡市。ジェイソンさんは宮大工の命でもある鉋がどのように作られているかを見たいと話していた。訪ねたのは鍛冶職人の船津祐司さんの自宅。船津さんは大工道具専門の鍛冶職人で平成28年には瑞宝単光章を受賞している。ジェイソンさんは大鉋を見せてくれた。船津さんの鉋は7万円の値がつくほど高級品だが全国の大工から注文があり現在予約は2年待ちとなっている。そんな船津さんの作業を見学させてもらった。鋼と鉄を組み合わせて作るのは日本独自で世界の鉋は堅い鋼のみであるが日本は刃先のみに鋼を使い地金は軟鉄を使用し鋼の硬さと鉄のしなやかさを持つ鉋になるという。
宮大工を愛するジェイソンさんに密着。鋼と鉄を組み合わせて作るのは日本独自で世界の鉋は堅い鋼のみであるが日本は刃先のみに鋼を使い地金は軟鉄を使用し鋼の硬さと鉄のしなやかさを持つ鉋になるという。さらに船津さんの前は約100年前の陸橋の一部などを使用しており、柔らかい地金の方が研ぎやすくていい刃がつくと説明した。
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続いて訪れたのは八王子市。ジェイソンさんは宮大工がどうやって木組みを作るのか屋根の曲線の作り方を知りたいと話していた。熱意を伝えた所受け入れてくれたのが宮大工歴56年の吉川輔良さんがいる吉匠建築工藝。吉匠建築工藝では出雲大社などの修復や建造などを行っている。
ジェイソンさんは宮大工がどうやって木組みを作るのか屋根の曲線の作り方を知りたいと話していた。吉川輔良さんはバンクーバー島には木材調達のために3度訪れたことがあるとは話し、当時の写真を見せてくれ、中にはジェイソンさんの近所が写っていた。
吉川輔良達に案内されやってきたのは相模原市にある「法泉寺」。法泉寺の本堂のデザインから全て輔良さんが担当したという。神社仏閣の屋根の反りは軽快に見せるためだという。人の目は大きなものを見る際、直線が中央に向かって湾曲して見える性質があり、不安定に見えたりする。軒反りにすることで優美さなどを演出させる。本堂の柱は両端に向かって高くすることで曲線美を演出してしている。翌日、宮大工の仕事を見せてもらえる事になった。今回行うのは屋根部分の加工で茅負という建材。設計図を見て、複雑な曲線を出すため必ず作られているという。また、一つの建材を作るのに宮大工は100を超える道具を使用している。木を削る釿を使用した。ジェイソンさんも体験させてもらい最初は苦戦していたがうまく削れられるようになった。
茅負の上には支える垂木ががあり、全ての面を直角で平らにする必要がある。そして削り続けること2時間、6時間かけて茅負が完成した。その日の夜自宅に招かれたジェイソンさん。食卓には肉じゃがやおにぎりなどたくさんの家庭料理が用意されともに食事を堪能した。翌日、制作した茅負は全体の3分の1でこれを延長するため使用するのが継手と呼ばれる木組。継手は100種類以上あり、江戸時代に宮大工が自分の腕を誇示するために開発され技術と言われる、のこぎりでおおまかにカットしていく。4時間かけて作った継手がはまるか試す。すると1回で成功したと輔良さんも驚く。本来はここから手直しをする必要があったりするが今回はなくても良い仕上がりとなった。そして別れの時、ジェイソンさんはメープルシロップとチョコレートをプレゼント。すると吉匠建築工藝から法泉寺の図面と不可能継手の見本をプレゼントされた。
2026年1月、吉川宗太朗さんがカナダへやってきた。その理由がプロジェクトに取り組んでいるが遅れが生じていているという連絡を受けて、急遽カナダへ向かった。来日後SNSのやり取りをしたりしていたという。滞在できるのは2日間でバンクーバー国際空港から車と船で2時間半でユクルーレットに到着。一夜明けて翌朝ジェイソンさんに内緒でサプライズ訪問した。そしてこれなかった吉川輔良さんたちからのビデオレターをみせた。
部屋には初来日し別れた時に土産として渡した赤ベコなどが飾られていた。ジェイソンさんが携わっているプロジェクトは日系カナダ人の歴史を伝える展示感を作っていて、全て宮大工の建築様式で作っているという。ブリティッシュコロンビア州ではニッポンから移住漁業や林業の職に約2万人の日系カナダ人がいたが太平洋戦争で収容所に日系カナダ人が収容された。戦後は政府から公式に謝罪を表明し4年前に大規模な補償を発表した。そこで記念碑となる建物を建てたいと思い歴史協会に連絡して審査が通った。設計図は3D設計ソフトを習得して描き、広さ12.5畳、高さ3.5mの木造建築を建てる予定となっている。2025年4月からプロジェクトが始まり、これまで休みなく働いているが間に合いそうにない状態という。そんなジェイソンさんに鉋などの宮大工の道具がプレゼントされた。
どの程度遅れているのか確認。8割位は終わっているが鉋がけなどをしなければいけないという。これまでジェイソンさんが調達から加工まで行っているという。そしてジェイソンさんはスケジュールは重要なんですが、それ以上に完璧にしたいと話す。宗太朗さんはそれをどれだけ縮められるかを考えるのも職人として大切なことと話した。また作業中の様子をみてノミの能力を活かせていないなど指摘。そして鉋がけがうまく行かなことを相談し宗太朗さんは鉋の刃を削っておくと仕上がりがより綺麗になるなるなど話した。そして暗くなるまで6時間の作業を行った。
その夜、ジェイソンさんが地元のレストランに案内してくれ「バイソンバーガー」を頂いた。そして翌朝、日系移民の歴史を教えてもらう。教えてくれるのはユクルーレット歴史協会の皆さんで今回のプロジェクトの施主でもある。かつて、ユクルーレットには半数はニッポンから来た移民の方々だったが、戦後戻ってきたのは20家族ほどだったという。そして、現在ではごく少数しかいないという。
プロジェクトが遅れているジェイソンさんを手伝いに吉川宗太朗さんがやってきた。ジェイソンさんはてたものが立つ予定の場所へ案内してもらった。そして宗太朗さんの帰国日、1年前にプレゼントした工具も使用して少しでもスケジュールの遅れを取り戻す。
プロジェクトが遅れているジェイソンさんを手伝いに吉川宗太朗さん、時間ギリギリまで手伝う。さらに作業場の作業効率をあげるための整理や刃を削るなどのアドバイスも行った。そして別れの時。
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プロジェクトが遅れているジェイソンさんを手伝いに吉川宗太朗さん、別れの時。宗太朗さんは怪我の無いように頑張ってくださいなど話す。そして4月に多分来られると思いますと伝えた。
世界!ニッポン行きたい人応援団の番組宣伝。
今回の見所はニッポンで宮大工を学んだ方がすごいプロジェクトを担当など紹介した。
