- 出演者
- 眞鍋かをり 高橋茂雄 織田信成 丹生明里 佐藤新(IMP.)
オープニング映像。今夜はお正月直前!ドド~ンと3人ニッポンにご招待しちゃった3時半SP。
おせちは季節の節目に神様に備えた呂百合・御節供が原型とされ、江戸時代に家庭で食べる正月料理として定着した。おせちを愛する外国人がいるのはカナダ・オタワ。アイルランド大使館勤務のマットさん。インターネットでおせちを知り、自家製おせちで正月を迎えているという。出汁を取って煮しめを作ったり、栗きんとんなども作る。本場ニッポンの職人さんから習っておせち作りの腕を上げたいという。そんなマットさんをニッポンにご招待。2025年10月にマットさんが初来日。
まず向かったのは東京・板橋区にある「日本料理 よし邑」。総料理長の冨澤浩一さんは現代の名工、黄綬褒章を受賞する日本を代表する料理人。冨澤さんが作るおせち特別に食べさせていただき、教えていただくことに。まずは煮しめを作る。二番出汁に酒を加える。具材は炊き時間を変えてベストな食感にしている。ニンジンの梅の花の飾り切りを教えてもらう。煮しめの仕上げは、具材を1つの鍋に集約して砂糖・たまり醤油で照りを出し、うまみを凝縮させて完成。次は伊達巻き。マットさんは伊達巻きを作ったことがないという。真鯛・エビを入れて旨味を足して、卵焼き器で焼き、オーブンで10分間焼いてふっくらとさせる。鬼すだれでギザギザの模様を作る。マットさんが伊達巻きに初挑戦。ちょっと焦げてしまったが完成した。次は昆布巻き。ブランド鮭・雄宝を使用する。昆布で鮭を巻いて、水・日本酒・番茶で3日間、炊いて冷ますを繰り返して完成させる。次は栗きんとん。銀寄栗、べにはるかを使用する。食材を別々に茹でていくが、クチナシの実を潰して入れて黄金色にする。さつまいもをこして、30分練ってねっとり感を引き出す。冨澤さんから伊達巻き作りに使う鬼すだれをプレゼントしてもらった。
マットさんが次に向かったのは新潟・村上市。マットさんがおせちにハマったのはカナダに留学できていた日本人の友達のトオルさんがきっかけだった。正月に家に招待してサプライズでおせちを振る舞ったという。もう一度親友におせちを食べてもらいたいという。最高の食材を求めてやってきたのが村上市。村上は鮭の漁が盛んな町。マットさんの目的はトオルさんのために作る昆布巻きの鮭探しだった。漁協の平田さんに案内され三面川にやってきた。ウライという柵を設けて鮭漁をしている。メスのお腹には大量の卵が。卵にオスの精子をかけて受精卵にさせ、稚魚を放流する。鮭の心臓などが入った鮭汁、イクラ丼を作っていただき食べた。村上の鮭をいただいた。
マットさんがやってきたのは茨城県土浦市。おせちのために美味しいレンコンを収穫したいという。土浦市はレンコンの収穫量日本一の町。れんこんグランプリで連続で最優秀賞を受賞した農家さんに受け入れてもらえることに。市川蓮根の市川誉庸さんの最高品質のれんこんは1本5000円でミシュランガイド掲載店でも扱われるほど。
茨城県土浦市の市川蓮根でレンコンの収穫をさせていただく。レンコンは土の中に横たわっているので水圧で泥をどかしてレンコンを掘る。幸祝という品種は爽やかな甘さとえぐみの少なさが特徴。市川さんの自宅にお邪魔して、レンコン料理をいただく。
日本人の親友のためにおせちを作りたいマットさんはグランプリ獲得の市川蓮根へ。たくさんのレンコン料理で歓迎会を開いてくれた。レンコンの刺身やふわふわ揚げなどをいただいた。煮しめに使うには歯応えのある一番下の部分がいいとアドバイスをいただいた。翌日、マットさんはレンコン堀りのリベンジをして、収穫に成功した。
マットさんは最高の食材を使いニッポンで学んだおせち作りをする。レンコンなどで煮しめ、鮭で昆布巻きなど、習ったおせちを次々と作った。おせちを作りあげたマットさんは親友のトオルさんの元へ向かった。マットさんが持ってきたおせちを見て、トオルさんは驚いた。
マットさんが持ってきたおせちを見て、トオルさんは驚いた。昆布巻き、煮しめなどを食べたトオルさんはうまいと言ってくれた。マットさんはおせち作りの技術が上がり、親友との友情を深めることができた。
ふじは甘みと酸味のバランスが良く密が豊富。世界で栽培されるりんごの3分の1がふじと言われている。ふじを愛してやまない外国人がいるのがアメリカ・ワシントン州トナスケット。農家のケイトさんはお父さんと二人暮らし。ケイトさんはりんご農家でふじを栽培している。修業中のケイトさんは週に4回、出張販売をしている。数年前、農園は経営危機に陥ったが、父は4人の子どもを育てながら農園の立て直しをはかっていた。ケイトさんは親孝行がしたい、ニッポンに行ってふじの美味しい育て方を学びたいのだという。そんなケイトさんをニッポンにご招待。2025年11月、ケイトさんが初来日。
ケイトさんがやってきたのは青森県、りんご農家は約1万軒もある。青森県の中でもふじ発祥の地が藤崎町。りんご農園の安田さんを訪ねた。1962年に誕生したふじはりんご産業全体の救世主となり、戦後日本のイノベーション100選にも。安田さんのふじを食べたケイトさんはこんなにしっかり密が入ったふじははじめてだと言った。ぐんま名月は酸味がほとんどなく、りんご全品種の中で甘みがトップクラス。王林などケイトさんは3玉を完食した。りんごの寿命は剪定に大きく左右されるという。青森ではハサミとノコギリを使い分けているという。反射シートで真っ赤りんごになるようにしている。密入りのふじを作るためには1~2週間長く樹木完熟させることでみ密が入りやすくなるという。熟しすぎると腐敗するので見極めが重要。ケイトさんは収穫の手伝いをすることに。カゴが取り付けられる収穫ベストを着る。安田農園では4000本の木を手摘みで収穫している。色づき・大きさを確認しながら熟したものを収穫していく。収穫のベテラン工藤さんと交流しながら収穫を進める。お昼ご飯には郷土料理のじゃっぱ汁、たらの子和えなどをいただいた。
この日収穫した約5000個のふじの選別作業をする。大きさや色づきで値段が変わるため、手作業で選別していく。収穫時期は毎日3トンの作業をしている。向かったのは弘前中央青果。ここで最も大事なイベントがふじの初競り。ふじの売上が約半分を占める安田農園。
この日、ケイトさんが向かったのは青森県平川市にある釈迦のりんご園。40年連続金賞を獲得している日本一のりんご農家。銀座千疋屋では2000円で販売されている。畑があるのは南向きの傾斜地。ふじの木を見せてもらうと、葉を取り除いて日が当たるようにしているため、真っ赤だった。玉回しも1個ずつ毎日手作業で行っている。14日間で10万個も作業する。150mの丘陵地で寒暖差が大きいため実が引き締まり糖度が高く密が入りやすいという。わずか5%の特選ふじになると、10倍ほどの値段になる。究極のふじを食べさせてもらったケイトさんはこんなに美しいりんごを見たのははじめてだと言った。
ケイトさんは藤崎町に戻り、安田さんたちに「高増温泉 不動乃湯」に連れてきてもらった。ケイトさんは銭湯初体験。家に招いてもらい、歓迎会を開いてもらった。ふじの天ぷら、りんごの紅白なます、りんごの浅漬けなどが並んだ。家族のみなさんに津軽弁を教えてもらった。ケイトさんは銭湯でお母さんから背中を流してもらったときに懐かしさを感じたと話した。翌朝、ふじの初競り。前年度の平均落札価格は20キロ6820円。安田農園の落札額は?
ニッポンのりんご・ふじを愛するケイトさん。安田農園の初競りがはじまる。前年度の平均落札価格は20キロ6820円。安田農園の落札額は15キロ8500円の高値がついた。別れのとき、 安田さんから剪定ノコギリをプレゼントしてもらった。
凧揚げは正月の代表的な遊び。日本の凧を愛してやまない外国人がいるのはイタリア・モンツァ。フランコさんの自宅には凧がたくさんあった。世界のカイトが趣味だったフランコさんは、20年前にイベントで見たニッポンの凧に一目惚れして独学で凧を作り続けている。そんなフランコさんをニッポンにご招待。フランコさんが初来日。フランコさんはニッポンの伝統の凧づくりの技を学んで自分のものしたいと話した。
フランコさんがまず向かったのは新潟市南区。やってきたのは「しろね大凧と歴史の館」。世界各国の凧約500点を一堂に展示している。白根大凧は江戸時代から続く凧合戦に使用される凧で縦7m、横5m、畳24畳分もの大きさ。毎年6月に開催され20万人が参加する凧合戦の勝敗は川に着水させて相手の綱を切った方が勝ちとなる。来日前、フランコさんは満足のいく凧絵が描けないこと話していた。今回、白根大凧を代表する凧絵師の方が受け入れてくれることに。荏原正雄さんは40年の経歴がある凧絵師。凧絵の描き方を教わることに。まずは、墨入れ。目と鼻を最初に入れると絵柄のバランスが取りやすいという。次は色入れ。ぼかしを作るためには、水を塗り、その上から色を入れて自然な濃淡にさせる。続いて、髪を描く。希薄が宿る髪を描いた。製作期間は2日間。フランコさんは達磨の絵に挑戦してみることに。荏原さんに教えてもらいながら描き、ぼかしの表現も見事にできた。江原さん特製のフランコさんの名前入りの凧絵をプレゼントしてもらった。さらに、使用したボタン刷毛をいただいた。
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- しろね大凧と歴史の館アフロ南区(新潟)
次にフランコさんが訪れたのは名古屋。名古屋古流凧は400年の歴史がある名古屋のご当地凧。蝉の形など独特の形が特徴で最も作るのが難しい凧だとされている。イタリアで開かれた凧のイベントで名古屋古流凧の永田さんと出会い、凧作りについて質問をしたという。今回、永田さんに会いにいくことに。永田さんと再会したフランコさんは自作の凧を飛ばしてみる。回転しながら落下してしまった。僅かな歪みで飛ばなくなるのだという。名古屋古流凧には強度のある煤竹が必要だという。永田さんの提案で難易度の高い名古屋古流凧の福助を作ってみることに。福助をマスターしたら全ての凧が作れるという。さらに、全国凧揚げ大会でお披露目することに。永田さんに凧作り名人の佐藤鯱風さんたちを紹介してもらい、フランコさんの歓迎会を開いてくれた。味噌串カツ。味噌おでんなど名古屋名物を食べた。
翌日、名古屋古流凧の福助作りに挑戦する。永田さんの工房にはたくさんの煤竹があった。まずは竹ひご作り。煤竹は必ず割った隣同士を使うという。煤竹で竹ひごが完成。ここまで約5時間かかる。次は骨組みのパーツ作り。左右対称に同じ形になるように竹を曲げていく。ステンレス板にヒーターを取り付けた自作の機械で曲げていく。休憩時間にはういろうをいただいた。作業再開。糸でパーツを縛り骨組みを完成させていく。竹ひごの歪みも調整していく。
