- 出演者
- 眞鍋かをり 高橋茂雄(サバンナ) 織田信成
2025年9月、輪島塗を愛するアメリカ人のピーターさんが輪島市を訪れた。2024年1月1日、能登半島地震が発生した。輪島朝市は地震で、約5万平方メートルが焼失した。ピーターさんが、KALPAを訪れた。
アメリカ・ランカスターに住むピーターさんは漆器が好きで、自分の作品をSNSで販売している。ピーターさんが、日本の漆職人から学びたいと語った。
2023年6月、輪島塗を愛するアメリカ人のピーターさんが輪島市を訪れた。輪島塗は、重要無形文化財に指定されている。ピーターさんが、輪島塗の漆器を製造販売している大崎漆器店を訪れた。大崎漆器店の建物は、映画「釣りバカ日誌17」の舞台となった。大崎漆器店のギャラリーには、1000点以上の作品が展示されている。
ピーターさんが、辻椀木地木工芸を訪れた。辻正尭さんは辻椀木地木工芸の四代目。辻椀木地木工芸では、木くずを燃やして燻す燻煙乾燥を行っている。
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- 辻椀木地木工芸
輪島塗を愛するアメリカ人のピーターさんが、辻椀木地木工芸で辻正尭さんの木地作りを見学した。2025年9月、ピーターさんが辻椀木地木工芸を再び訪れ、辻さんと再会した。辻椀木地木工芸は地震で建物の被害はなかったが、ろくろに不具合がでて、仕事を再開するまで9カ月かかった。辻さんは全国で作品展を開催し、輪島塗の広報活動をしている。
2025年9月、ピーターさんが漆掻き職人の長平勇さんを訪ねた。
ピーターさんが、職人の長平勇さんから漆掻きを教わった。漆の樹液に触れると、アレルギー反応を起こす。漆掻きのシーズンは6~10月で、漆の木に傷をつけて樹液を取り出す。1本の木から採れる樹液は約200g。長平さんは造り酒屋を退職して、漆掻きを復活させるプロジェクトに参加した。
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- 漆
2025年9月、ピーターさんが漆掻き職人の長平勇さんと再会した。長平さんの自宅は地震の被害を受けて、水害で土砂崩れが発生した。長平さんが、漆器店の庭にある漆の木から樹液を採取した。長平さんは、漆の苗を育てている。
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- 漆
ピーターさんが大崎漆器店の工房で、輪島塗の独自の製法である布着せや、一辺地付けを体験した。布を巻くことで、耐久性が上がる。漆を珪藻土と混ぜることで、耐熱性に優れた膜となる。ピーターさんが、自分の作品を大崎漆器店の職人らに見てもらった。
ピーターさんが大崎漆器店の土蔵で、職人の隈祐智さんの作業を見学した。ピーターさんが、中塗りを体験した。
ピーターさんが大崎漆器店で、さざえの壺焼きや、ハタハタの南蛮漬けや、ふぐの唐揚げを食べた。大崎さん夫妻は1971年に結婚し、結婚生活は54年目。
ピーターさんが、蒔絵職人の北濱幸作さんの作業を見学した。蒔絵は、漆をつけた筆で模様を描き金銀の粉を蒔き付ける。蒔絵の技法は平蒔絵、高蒔絵、研ぎ出し蒔絵の3種類があり、模様のアウトラインを漆で描き、金粉銀粉をくっつけるためにできるだけ薄く均等に塗り、漆が乾く前に銀粉を蒔き毛筆で余計な分を取り除く。ピーターさんが、蒔絵塗りを体験した。
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- 蒔絵
2025年9月、ピーターさんが、蒔絵職人の北濱幸作さんと再会した。北濱さんは地震で作業場が被害を受けて、車庫を自分で改修して作業場としている。ピーターさんが、いつの日か北濱さんに近づけるように失敗をし続けると語った。
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- 蒔絵
2025年9月、ピーターさんが呂色師職人の大橋清さんと再会した。大橋さんが撮影した、震災後2日目の映像を紹介。
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- 輪島塗
2025年9月、ピーターさんが大崎漆器店を訪れた。大崎漆器店は地震の被害を受けて、工房や土蔵があった場所は更地となった。ピーターさんが、大崎さん夫妻と再会した。2024年9月21日、奥能登豪雨による大雨で大崎さん夫妻が住む仮設住宅が被害を受け、漆器が水没した。ピーターさんが、大崎漆器店の皆さんにアメリカでの漆器作りの映像を見せた。
ピーターさんが自作した漆器を、大崎漆器店の皆さんに見せた。ピーターさんが大崎漆器店でお手伝いをして、居酒屋 連で食事をした。ピーターさんが、感謝の手紙を読み上げた。
「世界!ニッポン行きたい人応援団」の次回予告。
