スーツ姿で会見場に姿を現した柔道の金メダリスト。今月現役を引退したばかりの柔道・ウルフアロンが第二の人生にプロレスを選んだ。きのう新日本プロレスへの入団を発表し、会見でプロレスへの熱い思いを語った。オリンピックに2回出場し、合わせて3個のメダルを獲得したウルフアロン。日本人の五輪金メダリストがプロレスラーに転向するのは史上初となる。リングネームについてウルフアロンは「名前がもうリングネームみたいな名前」などと述べた。デビュー戦は来年1月4日。ウルフアロンは2021年、初出場の東京オリンピック男子100kg級で井上康生以来21年ぶりの金メダルを獲得。その前には全日本選手権、世界選手権も制していて、史上8人目の柔道3冠を達成している。バルセロナオリンピック銀メダリストの小川直也などもプロレス界で活躍している。伊藤利尋は「小川直也さんもバラエティでほんとにお世話になった。ウルフアロンさんもめちゃくちゃエンターテイナー」などとコメントした。