”関税織り込まぬ予想”が映す変化をテーマにトーク。トランプ関税がよめず、3月期業績を未定にする企業が相次ぐと危惧していたが事前予想を裏切る発表が相次ぐと先週の動きを振り返る。21日から25日の本決算を発表したのはニデック、富士通、アドバンテストなど90社以上。このうち例年発表しない、特殊事情がある企業をのぞき業績予想を未定としたのはファナックとスタンレー電気。理由は関税など。ファナックは国ごとの関税率がちがうことで競争などの変化などのパターンを想定したが山口賢治社長はどれが確からしいか自信が持てなかったということで開示を見送ったという。業績予想を発表した企業の特徴は関税の影響をおりこまない業績予想が相次いだ。デンソー、小糸製作所、フタバ産業など自動車部品メーカーの決算発表が多かったなか、関税率がみえないので関税予想をおりこまない判断が相次いだ。コロナ感染のときは業績予想を未定とする企業が相次いだが、小糸製作所などは投資判断の材料提供のためにも業績予想を出すことが大事だと考えたという。企業の変化を感じたとスタジオから伝えた。また決算発表後の株価の動きについて4月は関税についてトランプ政権の姿勢が変化したことなどについてトークをした。関税懸念がなくなったわけではなく、21日から25日にかけて企業が言及した関税の影響をまとめたものを示し、影響が想定されるといいルネサスエレクトロニクスなどの発表について説明した。