クシュタールから買収提案を受けているセブン&アイ。その額は1株約2700円と現在のセブンの株価を大きく上回っている。買収提案を巡り、株主の状況を説明した井阪氏は、「クシュタール社との建設的な協議および当社独自の施策の着実な実行という2つの選択肢を常に比較しながら、並行して追求してまいります」と述べたという。買収に対抗するため、イトーヨーカ堂やセブン銀行の株売却などコンビニ事業への集中を打ち出しているセブンだが、株主は「株価が上がるのであれば(クシュタールによる買収で)いいのではないか」「見守るしかない。(アメリカは)コンビニにとってチャンスのあるマーケット。アメリカ国内で成長を遂げることを期待する」などの声。