理想的な仮眠の取り方について、睡眠学の世界的権威、筑波大学・柳沢正史教授は「オススメは昼ぐらいの時間帯に20分の短い仮眠を取る。中間的な深さのノンレム睡眠まで行く、それが数分間安定して持続すれば脳はリフレッシュし夕方ぐらいまでよりパフォーマンスが上がる」と話した。そんな理想的な仮眠がイヤホンをするだけで取れる、柳沢教授の研究機関と京セラが共同開発したのは音で仮眠を操作する新技術。先行研究で乗り物に揺られると眠くなる感覚を音で再現することに成功、左右のイヤホンに別々の周波数を流すことで脳内に揺れが再現されるとわかった。杉山アナが検証、「焚火」「風鈴」など好きな音を選択でき眠りに入ったかはイヤホンについた血流センサーで計測する。仮眠に最適なC2という中間に4分で入ることができた。睡眠段階2から9分で起きるのが理想的で判定すると自動でセットしてくれたアラームが鳴るという。