きのう、事故を未然に防ぐために欠かせないエレベーターの点検や保守作業を行っている京都エレベーターを訪れた。点検作業に入る前から異変がないかチェックしながら「点検中」の札を全階数に貼る。エレベーターの制御盤はドアの開閉、かごの昇降、速度の制御など全体をコントロールする重要な装置。かごの上では命綱となるワイヤーロープを確認。1本でも切れ目があれば安全基準に満たないと判断され取り換えることになる。エレベーターピット(最下部)の検査では油の付着の確認や床の掃除を行う。隙間にモノが落ちた場合、落とし物のほとんどは最下部で発見される。
