北海道・積丹町は人口1600ほどで漁業と観光業が盛んな町。一番の名所は「神威岬」。晴れた日には「積丹ブルー」の絶景が広がり、青のグラデーションが魅力。ソフトクリームは20年以上愛されている名物。岬の近くにある温泉施設を訪れた。施設の副支配人・窪田伶人さんは積丹の絶景に惹かれ東京から移住してきたという。自慢の露天風呂は目の前に積丹ブルーが広がる。時間帯によってその変化を堪能できる。この温泉はかつては町営の施設で、赤字などのため3年前に閉業が決定。若者たちが絶景の温泉を残そうと買い取って運営を始めたが、いまも経営は厳しいという。そんな中、施設の食堂でこの春、始めたメニューは「ジャオマージーファン」という台湾料理。料理長は窪田でさんのパートナーのウーイーチャさん。温泉のすぐ隣りにある建物では、積丹ブルーを表現した「青いジン」を作っていて、取締役・岩崎秀威さんを中心にイチからオリジナルのジンを製造している。他にもジンに使う植物を自ら栽培していて、畑では100種類以上の植物を育てているという。観音岬の遊歩道は、周辺でクマの目撃情報があったことを受け、あさってまで閉鎖されているという。
			
