京都大学で作られているものを木造の人工衛星。今年度中にアメリカのロケットで打ち上げる予定だという。宇宙空間は温度の変化が激しく、木材が伸び縮みするためにくぎなどでつなぎ合わせると宇宙空間で衛生が破損する恐れがある。そのためにくぎなどを使用せずにさしものの技術を使用。10センチ四方に組み立てて完成。京都大学は10ヶ月間宇宙空間にさらす実験を実施。地上と比べ紫外線が強い宇宙空間でもほとんど劣化はみられなかったという。衛生は大気圏に突入する時に延焼して粒子が飛ぶ。その粒子が太陽光を遮断して異常気象を引き起こす可能性も。木材であればその粒子を減らすことができる。京都大学などは宇宙飛行士で京都大学特定教授の土井隆雄さんを筆頭に研究をすすめてきた。木の可能性を探るために別の研究も行っている。地球より気圧の低い火星で植物が育つかという実験では、気圧を変化させても植物に変化はなく、ゆくゆくは火星で植物を育て居住空間を作るのが狙いだという。