バスガイドが減少する中で生まれたリモートバスガイド。1人で複数台を担当するバス業界の新しい働き方を取材した。奈良交通バスガイド・櫻井史子さんはリモートバスガイドとして、基地局からバス全部に向けて案内をしている。バスガイドは深刻な人手不足が課題となっていて、奈良交通ではおよそ30年前は200人ものバスガイドがいたが現在は20人を下回っている。しかしガイドを希望する団体は多いのが現状で、今年5月、複数のバスを同時に案内する「リモートバスガイド」が導入された。フリップ、動画、地図など案内で使うツールが増え、車窓は車内カメラで確認しているという。