きょう、全国で最も気温が高かったのは、39.1度の広島県安芸太田町加計。広島県で39度を超えるのは初めて。先月の全国の平均気温は、7月としては気象庁が統計を取り始めてから126年間で最も高くなった。熱中症で運ばれる人も相次いでいるが、去年、東京23区では、熱中症で死亡した人のうち、9割が屋内で倒れていたという。室内での熱中症に注意が必要。住宅の断熱について研究する東京大学・前真之准教授が室内での熱中症を防ぐうえで気をつけてほしいと指摘するのが、太陽が高い位置を通る夏場。昼間は室内に直射日光はあまり入らない。一方、西日が多くさし込む夕方は、熱中症のリスクが高まるという。前さんがポイントだというのが、窓の外で日ざしを遮ること。すだれなどの活用を呼びかけている。暑さはあすも続く見込みで、近畿と九州では39度と、危険な暑さが予想されている。