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「京都府立京都学・歴彩館」 のテレビ露出情報

西本願寺の御影堂では、1999年から10年がかりで、大規模な修復が行われた。使えるところは、可能な限り残しつつ、修復していく。建物の部材の傷んだ箇所を削り取り、そこに、新たに削った木材を埋め込んで整える。埋め木と呼ばれる技法だ。御影堂の部材には、先人の手による、魚や鴨など様々なかたちの埋め木が残されている。参拝に来た人を楽しませる遊び心も込められている。京都では、建築用の木材は、輸送に手間がかかるため、高価なものだったため、新たな木材で町家を建てることは少なく、古材で家を建て、修理しながら暮らすことが一般的だった。町家の玄関の上につくられた木置きは、かつては、町家の修理に使う古材を保管していた場所で、今ではそのほとんどが物置部屋などになっている。数十年にわたり、古材を収集・保管し、町家の改修に活かしてきた工務店もある。屋根裏に、焼け焦げた梁と柱やほぞ穴が残る柱が使われている町家もある。現在の改修工事でも、元の部材はできる限り残しつつ、欠けた箇所だけを新たな木材で補っている。手を加えた痕が目立たないように、何度も調整を繰り返している。
住所: 京都府京都市左京区下鴨半木町1-29
URL: http://www.pref.kyoto.jp/rekisaikan/

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年9月1日放送 15:10 - 15:55 NHK総合
京コトはじめ2023年 4月14日放送 京都近代 小川治兵衛の庭
小川治兵衛は植木屋に入り七代目として庭師の人生を歩み始めたが、それは明治維新で都の機能が京都から東京へ移って間もなくの頃だった。衰退からあらゆる場面での近代化が進められる京都だが、治兵衛は時代の空気を反映する庭作に取り組んだ。七宝作家・並河靖之の邸宅では安らぎある空間にしたいと希望を受けたが、ここでは七宝づくりに欠かせない水を庭の流れに使う画期的な手法をとっ[…続きを読む]

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