いわゆる“キャリア官僚”になる国家公務員総合職の採用試験の申し込み受付がきのうから始まった。ことしは受付が1か月近く早まり、合格発表は初めて5月に行われる。背景には民間企業との間での優秀な人材の獲得競争がある。ただ、民間では6月より前に事実上の内定を出す企業が相次いでいるのが実態で、前倒しの効果は見通せない。キャリア官僚は2012年度と比べて3割近く減少し、なり手不足が深刻になっている。
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