京都大学の研究チームは、iPS細胞を使ったパーキンソン病患者への治験で、治療の安全性と効果が確認されたと発表。パーキンソン病は「ドーパミン」を作る神経細胞が脳内で失われ、手足の震えなどの症状が出る。難病に指定されている。健康な人のiPS細胞から作った細胞を患者7人の脳内に移植し治験を続けた結果、移植した細胞がドーパミンを作っている事が確認された。細胞がガンになるなどの重篤な影響はなく4人は症状の改善が見られたという。今後、治験に協力した製薬会社が国に治療法の承認を申請する方針だ。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.