AI(人工知能)を使っておなかの中にいる胎児の検査の動画から心臓の異常を検知するシステムが実用化され、病気の早期発見につながると期待されている。理化学研究所や昭和大学などのグループが開発したもので、AIに胎児の超音波検査の画像約1万2000枚を学習させて心臓の異常を検知し医師の診断を支援する。産婦人科医44人がシステムを使ってテストしたところ異常を正確に診断できた割合は78.4%で、システムを使わず医師単独で診断した場合と比べ5%近く高かったという。
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