米・カリフォルニア州でAI開発の一定の規制を設ける法案について知事が署名を拒否し不成立となった。この州法は開発費が140億円の生成AIなどが対象で、一定の開発規制を設ける法案。AIの制御が効かなくなりインフラへの潜在的な危険性を想定し、企業側に緊急機能をもたせるなどを義務付ける内容。法案は州議会を通過するも知事が拒否権を発動した。ニューサム知事はリスクの大きさなどにかかわらず、開発規模大きければ厳しい規制が適用されてしまうとして規制のあり方の検討を進める方針を示した。法案を巡ってはIT大手などから開発を阻害するとして懸念の声があがっている。