周防監督の映画「それでもボクはやってない」の中で、証拠開示について、えん罪に巻き込まれた主人公の有人が「証拠って全部見れないんですか?」と主任弁護士に問いかけると、主任弁護士は「捜査段階の証拠は検察にある。具体的に指摘しないといけない」と説明した。このやり取りについて、周防監督は「僕が刑事裁判の取材を始めて、自分が感じたものを山本さん演じる友人のセリフとした。人質司法なんて言葉が取材してすぐに耳に入ってきた。映画は、僕が刑事裁判の取材を始めて、驚いたことなどで構成している」などと話した。また証拠開示のあり方について、園田さんは「一般の方って、弁護人もすべての証拠を知ってるもので、裁判官もすべてを見て明らかにしていると思っているギャップを改めて感じた。圧倒的なパワーバランスがある中で、証拠開示が検察官側に有利なものしか出てこないのはフェアじゃないと感じている」などとコメントした。
