政治改革をめぐって、今日も衆議院政治改革特別委員会で審議が行われている。焦点の一つ、企業団体献金の禁止をめぐり、「立憲民主党の案では抜け穴がある」との指摘があがっていることについて、論戦が交わされている。立憲民主党・今井雅人衆院議員は「政治団体を通じて、企業・団体からの献金が迂回で政治家の方に渡るということはあり得ないという理解で宜しいか」、法案提出者の立憲民主党・井坂信彦衆院議員は「迂回ルートとしてやることは一切できない」と述べ、「企業や労働組合から政党や政党支部への献金も禁止するため、抜け穴はない」と反論した。これに先立って行われた衆議院政治改革特別委員会理事会で、与党側は、来週16日に法案採決を行いたい考えを野党側に伝えたが、引き続き協議することにしている。