3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシックには大谷翔平らメジャーリーガーが集結。ラーズ・ヌートバーは侍ジャパン初のアメリカ人メジャーリーガーとなった。母親が日本人でミドルネームが「たつじ」のヌートバーは「たっちゃん」の愛称で呼ばれた。ペッパーミルパフォーマンスは社会現象となった。源田壮亮は韓国戦で右手小指を骨折したが出場を続けた。イタリアとの準々決勝に勝利した侍ジャパンはアメリカへ。準決勝のメキシコ戦は3点をリードされる展開だったが、吉田正尚の同点ホームランで追いついた。その後1点を勝ち越されたが、9回ウラに大谷翔平がツーベースで出塁、村上宗隆のヒットでサヨナラ勝ち。14年ぶりに決勝戦に進出した。決勝前には大谷が「憧れるのをやめましょう」とチームメートを鼓舞した。決勝のアメリカ戦では先発・今永が好投。村上が同点ホームランを打ち、岡本もホームランを打った。最年少の高橋宏斗はトラウトから三振を奪った。大勢がピンチを守り、最後は大谷が締めくくり3-2で勝利。侍ジャパンが世界一となった。