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「今治造船」 のテレビ露出情報

かつて日本の造船業は経済成長を支える基幹産業だった。世界シェアの半分を握っていたがその勢いは失速してしまった。そんな中政府は、造船業に官民で1兆円以上を投資。2035年までに建造量倍増を目指す。香川県多度津町に造船日本復活を背負う工場が。多度津造船は日本最大手の今治造船グループの中核工場の一つ。現場を指揮する諸石和利工場長は造船一筋32年。ここでは現在一種類の船を専門的に作り続けている。7000台の自動車が積める自動車専用運搬船は全長200mあり、多度津造船ではこの船を年間3隻建造している。船内に案内してもらうと600台積める空間が12層ある。最大の特徴は船の心臓部で、ここで作っているのは燃料にLNGという液化天然ガスを使用しているが高い造船技術が必要になる。重油だけで走る従来の船に比べてCO2の排出量を30%削減できるという。書かうは100億円以上するが世界的な自動車輸送の拡大と脱炭素化を追い風に需要は急増している。
多度津造船の従業員は1000人。国の倍増計画を受けて増産が迫られる中、現場には課題が山積みだった。バーナーで熱しながら水で冷却することで巨大な鋼板を収縮させていく。船特有の立体的な曲面を作るために欠かせない高度な加工技術。人手不足こそが増産への大きな課題に。熟練の技を受け継ぐ次世代の育成をも急務。人材難に拍車をかけているのは、積荷の自動車をのせる床の製造。タイヤを傷つけぬように一つ一つの穴を職人技で滑らかにしていく。ライバルの中国勢は圧倒的な製造力を誇り、10年以上前から大型の溶接ロボットを導入し、生産効率を高めてきた。それに対し日本の造船所の多くは、いまだ自動化が進まずに熟練職人の技と経験が頼り。加えて、増産へのネックになっているのが船体の組み立て作業。プロペラはナカシマプロペラという場所から外注しているが国内シェアほぼ100%の専門メーカー。完全オーダーメイドで、熟練の職人が手塩にかけて仕上げていくが、完成して船に取り付けるのが一苦労。10人係で8時間もかかる。
海をわたって運ばれていたのは巨大なメインエンジン。重さは370トンあり、大型クレーン2機で釣り上げ、僅かな誤差も命取りな繊細な作業。3時間かかってもまだ完成は遠いという。敷地が狭く、ドッグが一つしかない多度津造船は生産効率をあげるためにドッグの隙間で2隻目を建造している。さらなる増産に向けて諸石さんはこのドッグにテコ入れをしようと考えていた。諸石さんが入社したのは日本の造船業がまだトップを走っていた1994年。その後、中国、韓国の台頭という荒波に抗い、造船の最前線に立ち続けてきた。6月には増産への突破口を探る諸石さんは、富士船舶装備へ。30年以上に渡り、今治造船グループの船内装備を専門にしてきたメーカーで、ここでは近い将来の増産を見越して、12億円を投じ、新工場を設立した。その中は多度津造船でも導入できていない最新の溶接ロボットが。機械化と省力化を勧め、生産能力を2割上げる計画。
諸石さんが注目したのは、ロボットだけでなく作業工程をデジタルで管理し、作業員の生産性を高める取り組みを行っている。刺激を受けた諸石さんは、増産に向けて省力化を進めていきたいと答えた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2026年7月10日放送 22:00 - 22:54 テレビ東京
ガイアの夜明けガイアの夜明け
護衛艦だけでなく、日本の造船業界全体が大きな転換点を迎えている。アメリカの船の建造量は0.2%に激減。日米政府は造船分野での協力を進めることに。背景にあるのは造船を国家戦略とする中国の存在。今や世界建造量のほぼ半分を占めている。さらに新規の受注量では8割以上を握っている。日本は造船業界の大型再編に打って出た。今年1月に国内トップの今治造船が2位のジャパンマリ[…続きを読む]

2026年7月9日放送 20:15 - 20:42 NHK総合
スクープトラベル(愛媛県今治市 絶景・グルメを大スクープ!)
来島海峡をめぐる遊覧船ツアーでスクープ探し。波止浜湾の湾内には5つの造船所があり、穀物や石炭などを大量に運ぶことができるばら積み船が造られている。今治市は日本有数の造船の町で国内で完成する新しい船の約5隻に1隻が今治生まれ。日本はかつて造船が盛んだったが中国と韓国に追い上げられ厳しい状況にある。日本の貿易の99%は海上輸送のため、船がないと物流が途絶えてしま[…続きを読む]

2026年5月1日放送 15:10 - 16:00 NHK総合
新プロジェクトX(オープニング)
今回は世界一のコンテナ船造りに挑んだ造船技術者たちの物語。有馬嘉男らは「今治造船 西条工場」にやって来た。この工場では約2500人が働いている。かつて世界一の建造量を誇った造船業に今陰りが見える。韓国や中国にその座を奪われてしまった。そうしたなか日本の危機を脱するべく挑んだのがメガコンテナ船の建造だった。

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