6月、仙台国際日本語学校の学生らに日本の生活マナーを教えるオリエンテーションが行われた。ミャンマー語の通訳を務めたスーザ・ミョータン。40年前に宮城にやってきた。仙台の旅行会社に勤める傍ら、ミャンマーに学校を建てる他、支援活動を続けてる。父はミャンマーの国民文学賞を受賞した作家で日本の大手新聞社記者、大使館相談役を務めていた。母は理科の教師で日本兵に食料などを提供していた。スーザさんが力を入れてきたのがミャンマーやガダルカナル島への慰霊巡拝の旅。現地に残された遺骨は数多くあり、遺族らと慰霊の旅を続けてきた。来月にも慰霊の旅に行くが、参加者に変化が起きている。スーザさんが伝えたいことは平和の大切さ。