1月中旬、沖縄でキャンプがスタートした。チームはJ1経験が豊富な選手を数多く獲得し、初めてJ1の舞台に挑む。コーチ・スタッフも合わせてチームは総勢70人以上。この大所帯を束ねるのが監督の黒田。目標には勝ち点72を掲げ、周到なチームづくりが始まった。練習の進行はコーチが行い、監督とコーチのシミュレーションで確認したポイントを選手に落とし込んでいく。自分1人ではなくコーチにも責任を持たせるのが黒田のやり方。目指すサッカースタイルは“負けないサッカー”でベースとなるのは堅守速攻。勝負への強いこだわりを練習から徹底する。
2月上旬、キャンプは場所を宮崎に移して終盤を迎えていた。開幕まで約2週間。ベテランの昌子源は若手の居残り練習にサポートをかって出ていた。キャンプ終了の3日前にキャプテンを選ぶ会議が開かれ、選手・スタッフの投票の結果選ばれたのは昌子だった。
2月上旬、キャンプは場所を宮崎に移して終盤を迎えていた。開幕まで約2週間。ベテランの昌子源は若手の居残り練習にサポートをかって出ていた。キャンプ終了の3日前にキャプテンを選ぶ会議が開かれ、選手・スタッフの投票の結果選ばれたのは昌子だった。