「ちょっと待って」にかかる時間について調べたのは、鹿児島県姶良市の小学3年生・川村総一郎くん。夏休みの自由研究で、「ちょっと」について研究した。街で、「ちょっと待って」と言われたらどれくらい待てるか聞くと、「5分くらい」と答えた人が最も多かった。川村総一郎くんは、クラスメイトにアンケートをとったり、家族の協力のもとLINEなどでデータを集めたりして、10~70代までの合計135人のデータを集めた。結果、「ちょっと」の平均は「5分27秒」だとわかった。ユニークな着眼点が評価され、日常抱いた疑問を調査し、発表のわかりやすさを競う大会で、最高賞の特選に選ばれた。母親によると、川村総一郎くんは普段からわからないことがあるとよく質問しているという。