- 出演者
- 鈴木悠 具嶋柚月
オープニングの挨拶。
防衛省は中国とロシアの爆撃機それぞれ2機が長時間にわたり共同で飛行したことを確認したと発表した。沖縄本島と宮古島の間を報復する形で飛行していた。それ以外にも少なくとも計17機が飛行していて航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応した。中ロの共同飛行は一昨日から2日連続で一連の合同パトロールとみられる。
石破総理は地方の人口減少を食い止めるために正社員でもフルタイム働くのではなく短時間の勤務ができるようにすることや単年度ごとの契約で働く地方公務員の待遇改善などを提案した。また子供を安心して育てられる環境を作るため女性活躍推進法の改正や男性の育児休暇取得推進なども必要だと述べた。
トルドー首相は滞在先のフロリダのホテルを出る際に前日のトランプ氏との会談について「素晴らしいやり取りだった」と語った。内容については言及しなかったが、AP通信は「3時間にわたる夕食会で貿易や国境警備、中国の話題など幅広く前向きに語り合った」と報じている。トランプ氏が表明したカナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を課す方針について踏み込んだ会話があったかは明かされていない。カナダは来年のG7サミットの議長国でトランプ氏が大統領選挙に勝利後に面会した初めてのG7の首脳となった。
中国政府は新型コロナの感染拡大を機に停止していた日本人に対する短期滞在時のビザ免除措置を昨日から再開した。観光やビジネスなどでの30日以内の滞在について来年末までビザの取得が免除される。日本政府観光局・佐藤絵美子北京事務所長は「日本から中国に行く人が増えるだろう。中国から日本に来る人もどんどん増えていくと期待している」と述べた。先月27日に中国・北京で開かれた大阪関西万博のPRイベントに参加した中国の旅行会社からも期待する声が上がった。日本企業から中国出張を手配する依頼が増えたとの声も聞かれた。今後、日中間の航空便が増えることも予想されていて、更なる往来の活発化が期待される。
台湾・頼清徳総統が就任後初となる太平洋の島しょ国の外遊に出発した。途中、米国・ハワイやグアムに立ち寄る予定で、反発する中国が軍事演習を行う可能性も指摘されている。頼清徳総統は「訪問を通じ、熱意ある太平洋の島しょ国と共に民主主義を守ることの大切さを世界に示し、民主の道を歩み続け前進したい」と語った。外交関係のある太平洋のマーシャル諸島、ツバル、パラオを訪問する。途中、米国・ハワイやグアムを経由する予定だが、中国は、これに強く反発していてロイター通信は台湾周辺で、中国が軍事演習を行う可能性があるとしている。
愛子さまはきょう、23歳の誕生日を迎えられた。今年3月に学習院大学文学部を卒業し、4月から日本赤十字社で嘱託職員として勤務されている。5月には初めての単独公務として国立公文書館で特別展「夢見る光源氏」を鑑賞された。さらに、10月に初めての単独地方公務で国民スポーツ大会の観戦などため佐賀県を訪問された。4月には初めて園遊会に出席。10月の園遊会では金メダリストとも懇談された。
公職選挙法の買収の疑いで10月の衆院選で東京26区から無所属で立候補していた医師・田淵正文容疑者と運営スタッフ・小林繁容疑者が逮捕。2人は総選挙工事前の10月上旬、運動員の男女4人に選挙運動の報酬として時給1500円を支払う約束をした疑いが持たれている。
首都直下地震で大規模な火災などが起きているという想定で東京消防庁の全職員約1万8000人や消防団員が参加し都内全域で震災消防訓練が行われた。東京・江東区では建物の倒壊などで消防隊が現場に近づけないケースを想定し、自衛隊と連携した救助活動の訓練などが行われた。東京・練馬区では水位が低い石神井川で貯水シートで水位を上昇させる手順を確認したあと、川から水を吸い上げて放水する訓練を行った。
皇居の乾通りで秋の一般公開が始まり、紅葉が彩る皇居の景色を多くの人が楽しんだ。皇居・坂下門が開くと並んでいた約200人が一斉に乾通りに入った。一般公開されているのは皇居の坂下門から乾門までの乾通りで、およそ750mにはイロハモミジやトウカエデの木などが植えられている。訪れた人は写真を撮るなどして紅葉を楽しんでいた。宮内庁によると昨日はおよそ1万7400人が訪れた。一般公開は午前9時〜午後3時で来月8日まで実施されている。
パリ五輪・パラリンピックで活躍した100名超のアスリートたちが、東京・日本橋に集結。応援感謝イベントを行った。柔道で連覇を達成した阿部一二三や公式戦137連勝で金メダルに輝いたレスリングの藤波朱理、更に体操団体で金メダルを獲得した橋本大輝など豪華な顔ぶれが勢ぞろい。選手たちは集まったファンとハイタッチなどで交流し、感謝の気持ちを伝えていた。
プロ野球日本一に輝いたDeNAが優勝パレードを行った。神奈川・横浜の街はチームカラーの青に染まった。沿道を埋め尽くしたファン約30万人。1998年以来、26年ぶりの日本一に輝いたDeNAの優勝パレード。約1.5kmのコースを1時間かけてゆっくりと進み、ファンと喜びを分かち合った。DeNA・牧秀悟キャプテンは「日本一になって、パレードができたことがすごく良かった」、三浦大輔監督は「最高の気分」と語った。
優勝賞金4000万円の国内男子ゴルフ最終戦・日本シリーズJTカップ3日目。史上最多の6人に賞金王の可能性がある。逆転での賞金王を狙う金谷拓実は4位タイでスタートし、スコアを2つ伸ばし5打差を追いかける。
海外サッカー・プレミアリーグ第13節。ブライトン-サウサンプトンの試合。ブライトン・三笘薫とサウサンプトン・菅原由勢の日本代表対決が実現。三笘が菅原のマークを振り切り華麗なダイビングヘッド。2試合連続となるゴールを決める。日本代表対決は1−1で引き分けに終わっている。
全国の気象情報を伝えた。
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- 赤坂(東京)
「ちょっと待って」にかかる時間について調べたのは鹿児島県姶良市の小学3年生・川村総一郎くん。夏休みの自由研究で「ちょっと」について研究した。街で「ちょっと待って」と言われたらどれくらい待てるか聞くと「5分くらい」と答えた人が最も多かった。川村総一郎くんはクラスメイトにアンケートをとったり家族の協力のもとLINEなどでデータを集めたりして10~70代までの合計135人のデータを集めた。結果、「ちょっと」の平均は「5分27秒」だとわかった。ユニークな着眼点が評価され、日常抱いた疑問を調査し発表のわかりやすさを競う大会で最高賞の特選に選ばれた。母親によると川村総一郎くんは普段からわからないことがあるとよく質問しているという。
春日北中学校1年生の今村建太さん。化学が大好きで部屋での実験が日課となっている。化学に興味を持ったのは小学4年生の頃。祖父に処方された薬がきっかけ。両親を安心させるため、今村さんは国家資格「毒物劇薬取扱者試験」に挑戦し、一発合格した。中学生の取得は異例。将来の夢は副作用が少なく実際に作用するような物質を作り、治せない病気を治せるような薬を作りたい。
緑の液体を透明の液体に垂らすと現れるボール。開発したのは飯山高校2年生の3人。きっかけは大塚さんが1年生の時に行った二酸化炭素を吸収するミドリムシの研究。発表を聞いた2人が一緒にやりたいということになり3人共同で開発したのがボール「MBR=ミドリ バイオ リアクター」。緑の液体はミドリムシとアルギン酸ナトリウムなどを混ぜたもの。透明の液体は塩化カルシウム水溶液。すぐに大量に生産できるのがポイント。どこでも使える優れモノ。3人はこの研究で高校化学グランドコンテストに参加し、全国2位にあたる化学未来賞を受賞し世界大会に進んだ。今後は実用化も進めたいとしている。
ペーパーアート作家・月岡佳代子さん。使う手法はペーパークイリング。細長い紙を渦巻き状にしパーツを作り組み合わせ作品にする手法。半年かけて完成させたのが高さ1.2メートルの黄金の龍。ペーパーアートに出会ったのは5年ほど前。海外サイトで見た作品に衝撃を受け、独学で技術を習得し3年前、不登校の子どもたちの支援イベントの看板を担当したことで本格的に作品づくりを始めた。これまで大小100を超える作品を仕上げ個展やワークショップを開き活躍の場を広げてきた。作品の販売にも力を入れている月岡さんは営業活動も欠かさない。この日は以前知り合った大町市の化粧品製造会社の社長を訪ねた。社長の求めているイメージとは少し違ったよう。月岡さんにはもう一つの顔がある。それが長く続けてきた保育士。今も週に3日ほどは市内の認定子ども園で働いている。自分の作品で周りの人たちを幸せにしたい。月岡さんは今日も作品作りに励んでいる。
街から消えつつある銭湯だが銭湯文化を守ろうと若者たちが動き出した。静岡県小西市にある創業145年の老舗銭湯に復活したのは銭湯の壁一面に描くペンキ絵。湖西市新居の銭湯「みどり湯」。昔ながらの天気絵の制作風景が公開され50年ぶりに復活した。ペンキへの公開制作。企画したのは関西などで10軒の銭湯を運営しているゆとなみ社。ハケを手にするのは滋賀県のペンキ絵師・山本奈々子さん。ゆとなみ社代表の湊三次郎さんは18歳まで浜松市で生活をしていた。地元の銭湯がどんどんなくなっていく中で何かしたいなという思いがずっとあって今回のイベントに至った。みどり湯は明治12年創業。老朽化などを背景に年々減少する銭湯。県内ではピーク時に319件ほどあったが現在は9件、昭和の面影は消えつつある。朝9時から始まったペンキ絵の制作は夕方まで続いた。県内から消えたペンキへの復活。若者たちの思いで銭湯文化は令和にも引き継がれる。