輪島市門前町で仮設住宅の住民を招いたお茶会が開かれた。主催したのは地元商店街の店主たち。地震から1年、引きこもりがちになる住民が増えていることから交流の場を設けたという。商店街の人たちは参加していない人にも呼びかけをする。背景にあるのはボランティアの減少。この仮設住宅ではボランティアによって毎日のようにイベントが行われていたが、今では家にこもりがちな住民の増加が課題となっている。こうした中、今年4月にオープンしたのが仮設住宅で暮らす被災者の生活や交流を支援する施設。約40人が利用できる食堂の他、浴場などが設けられている。また、相談にも応じる他、見守り活動の拠点としても使われることになっている。